ハイカムシャフト組み込み
ハイカムシャフトを組み込むことで、高回転域での出力向上を図ります。このハイカムシャフトは一般的に、作動角の大きなもの(256度以上)のものを言います。
ハイカムシャフトは、バルブの開閉時間を長くでき、バルブのリフト量も大きくできると言うメリットがありますが、その効果を発揮させることができるのは高回転域です。
低回転においては、逆に効率が悪くなります。これは、作動角が大きくなればなるほど比例します。(この点を克服しているホンダのVTECはすばらしい技術です。)
ハイカムシャフト組み込みは、エンジンを高回転仕様にするチューニングと言えます。そのため、バルブスプリングの強化、強化バルブスプリングに耐えられるようにロッカーアームの強化、バルブやリテーナーの軽量化(材質のチタン化)などのヘッドまわり全体のチューニングも行う必要があります。
さらに、作動角が大きなものになると、コンピューターの書き換えが必要になってきます。ノーマルのコンピューターでは制御できなくなるのです。
さて、このハイカムシャフトですが、ストリートにおいて使いこなすことは難しいものです。常にパワーを発揮できる回転数を維持させることが要求されます。
しかし、そうは言っても組み込みたくなるものです。組み込む場合は、ノーマルのコンピューターで制御できる範囲のもの(260度程度)を組み込んでみるのが良いかと思います。
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