アイドリング・ストップは燃費に貢献するか?
「アイドリング・ストップ」と言う言葉をよく耳にします。これは、環境保全対策としての面と燃料の無駄をなくす省エネとしての面を考慮して考えられたものです。
環境保全対策としては、非常に合理的であります。自動車が走っていなくても、エンジンが回転していれば排気ガスを放出します。それをなくそうということですので、利にかなっています。
では、省エネとしてはどうでしょう?
環境庁のデータですと、『普通車の場合、10分間のアイドリングにて140ccのガソリンを消費する』とあります。このデータから言えることは、長時間のアイドリングは、ガソリンの無駄であるということです。
しかし、信号待ちなどの短い時間(1〜3分)ですと、この省エネに関してはあまり効果的ではないようです。エンジンを始動する際は、ふつうに回転するよりも多くの燃料を消費します。
さらに、信号待ちでアイドリング・ストップを行うことにより、発車の遅れによる渋滞を引き起こす可能性もあります。渋滞による経済損失は大きく、問題となっています。
さらに、頻繁にエンジンのON・OFFを繰り返すことは、エンジンの寿命を減らします。実は、エンジンの軸受け部のベアリングは、エンジンの始動時に磨耗するのです。
ですから、アイドリング・ストップは、5分以上車を動かさない場合に行うのが良いでしょう。そうすることで、環境にも省エネにも貢献し、エンジンの磨耗を最低限におさえることができます。
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