2:V型
直列型の弱点である、気筒数が増えるとエンジンの全長が長くなるという欠点を克服するのが、V型です。
このV型は、クランクシャフトを起点としたV字型にシリンダーを配置したものです。簡単に言えば、クランクシャフト1本でV字型に直列型エンジンを2つ組み合わせたような形のエンジンです。
この型のエンジンですと、気筒数が増えても、エンジンの全長が長くならないということで、8気筒、10気筒、12気筒などのエンジンが作れます。
しかし、直列型エンジンが2つあるのと同様に、ヘッドも2つ必要になりますので、構造が複雑になり、製造コストも増えます。
V型エンジンでは、シリンダーが直列に並んだものが2つ組み合わされて出来ていますが、この直列に1つを「バンク」と呼び、このバンクの組み合わされる角度を「バンク角(挟み角)」とよびます。
このバンク角によって、特性、振動、エンジン音などが変化します。静粛性は、90°が最も良いとされています。
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