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ダイムラーのエンジンのスペック

1883年にダイムラーが開発した自動車用のガソリン・エンジンは、それまでのガス・エンジンよりも小型でした。

4サイクルの短気筒縦型で800rpmで1.1馬力を発生しました。当時としては非常に高回転で、それまでのガス・エンジンの200rpmを大きく上回るものでした。

バルブは側弁式で、吸気バルブは負圧式の自動弁、排気バルブをカム+プッシュロッドで作動させるものでした。

点火方式は、ホットチューブ式(金属の管を燃焼室内に貫通させておき、シリンダーの外にでた部分をバーナーで加熱して、その熱により点火する方式。ディーゼルエンジンのグロープラグと同じようなもの。)でした。その後、1893年にロバート・ボッシュがマグネトー式電気点火方式を開発するまでの主流でした。

気化装置はサーフェイス・キャブレター(表面気化器)というもので、ガソリンの入った容器をバーナーで加熱してガソリンを気化させ吸入させる方式でした。バーナーで熱した混合気を利用しますので、高出力化できないという欠点がありましたが、代わりになるものが無かった為、1993年、マイバッハが霧吹き式のキャブレターを開発するまで主流でした。

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